【感想】いつか別れる。でもそれは今日ではない
読みました
なんだろう、この背筋が凍るような厨二病感
なのに読む手を止めることができない
ただの恋愛本かと思えばそうじゃない
人としての品格や生き方についても言及されている
共感してしまうことが良いことなのか悪いことなのか分かりませんが、私はこの本は好きです
特にこの一節
大人の唯一の義務は、ご機嫌に暮らすこと
そして誰かのせいにしたりせず、自分のせいにしたりしなかったりして、うまく甘える生き方
その他、ふたつほど気に入った部分をご紹介します
悪女入門
都合のいい女は、尽くすことで愛されようとし、悪い女は愛さないことで愛されると知っている
都合のいい女は、なにかしら見返りを求め、悪い女は期待しない
都合のいい女は、喧嘩を避けようとし、悪い女は譲れないことを前もって話す
都合のいい女は、自分が好かれているかを気にし、悪い女は自分が相手を好きかどうか以外、気にしない
都合のいい女は、本命の恋人を目指し、悪い女は最高の悪友になろうとする
こう考えると、都合のいい女とは、本当は男にとって究極の「都合のわるい女」であり、そもそもやってあげるという感覚は非常に汚い、と筆者は言う
また、悪い女とは真面目な女にしかなれない
真面目な女が酸いも甘いも経験してこそ、初めてなれる存在である、と
ディズニーランドみたいな女
もっと良い人や運命の人だなんてものを探して、彷徨い続ける人のことをディズニーランドみたいな女というらしい
自分探しをする人は、鏡を見ようともしない
運命の人を探す人は、相手のことも自分のことも見つめようとしていない
今日から私のブログタイトルはディズニーランドみたいな女に替えた方が良いでしょうか…
売れている本ほど手に取りたくないと思ってしまう私でしたが、この本は良い意味で予想を裏切ってくれました